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┃飛行機関連グッズ専門店『フライヤーズ』メールマガジン
┃2002年6月18日発行  【第11号】
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┘ ☆ MENU ☆

┘【1】店長のつぶやき
┘   ●号外も配信しております!

┘【2】フライヤーズクイズ
┘   ●今回のプレゼントはドラゴンです!

┘【3】AIRPLANE HISTORY
┘   ●航空旅客機発達史
┘ (フランス 1919年〜1933年)

┘【4】新千歳空港にまつわるお話
┘   ●米軍の北海道空襲

┘【5】飛行機の話
┘   ●ステルス戦闘機 F−117ナイトホーク

┘【6】宛先変更および配信停止をご希望の方
┘   ●メールマガジンの宛先変更および解除したい時は・・・

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【1】--- 店長のつぶやき ----

●号外も配信しております!

ワールドカップが開幕し、新千歳空港でも警備が
厳しかったのですがおかげ様で大きな騒ぎもなく
札幌の3試合も無事終了しました。

さて、このメルマガとは別に、商品を注文していただいたお客様、
アンケートやクイズにお答え頂いたお客様に当店新商品の
ご案内も号外として配信させて頂いております。

配信時期は不定期ですが、店頭には出さない限定品などの
ご案内もいたします。
ご希望の方はメールでお申し付けください!

E-mail:flyers@po.new-chitose-airport.co.jp
件名:「号外希望」でお願いします。


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【2】--- フライヤーズクイズ ---

●今回のプレゼントはドラゴンです!

下記のクイズに答えてプレゼントを当てよう!
クイズにお答えいただいた中から抽選で3名様に
ドラゴン・ウイング製
  TAPエアーポルトガル A321
  デルタ航空 B777−200
  サウスウエスト航空 B737−700
をプレゼントいたします。
メルマガの内容にヒントが隠されているかも?

(1)アメリカ空軍がステルス戦闘機の開発契約を結んだ会社は?
   1.ボーイング社
   2.マクドネル・ダクラス社
   3.ロッキード社

(2)F−117ナイトホークの1号機が初飛行した年は?
   1.1980年
   2.1981年
   3.1982年

(3)エールフランスが創設した年は?
   1.1933年
   2.1943年
   3.1953年

(4)フランスのエアラインでファルマンについで運行を
   開始した航空会社は?
   1.コンパニ・デス・メサジュリ・アエリエンネス
   2.コンパニ・フランコ・ルメーン・ド・ナビガシオン
     ・アエリャンヌ
   3.ラテコエール航空

(5)米軍による北海道空襲の際、空襲を受けなかった都市は?
   (複数回答可)
   1.札幌市 2.室蘭市 3.函館市
   4.小樽市 5.千歳市 6.釧路市

(質問)あなたが一番好きなメーカーは?
   1.ヘルパ  2.ドラゴン
   3.シャバク 4.ジェミニジェッツ

解答された方は
 1)件名欄に、”フライヤーズクイズ”と記入していただき
 2)本文欄に、設問番号と解答番号、お名前、ご住所
   を記入していただき
 下記のメールアドレスまで送信してください。
E-mail:flyers@po.new-chitose-airport.co.jp

《前回の解答と当選者》
前回のクイズの解答は
 (1)2(2)3(3)2・3(4)1(5)1
当選者は
長崎県にお住まいの森本 毅様に英国航空 B777−200
東京都にお住まいの鈴木 誠様にJAL B747−300
北海道にお住まいの坂本 佳子様にエアカナダ A−330
が当選いたしました。おめでとうございます!


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【3】--- AIRPLANE HISTORY ---

● 航空旅客機発達史(フランス 1919年〜1933年)

フランスのナショナル・フラッグキャリア、エールフランスが
創設されるのは33年8月30日のことで、
20年代はまさしく群雄割拠する混乱の時代でした。
それは逆にいえば、フランスがあまりに航空大国すぎた結果です。
パイロットもデザイナーも、エアライン経営を目指す実業家も
フランスには掃いて捨てるほどいたのです。

それでは、19年から20年にかけて誕生したフランスの
エアラインを一通り紹介します。

 19年2月8日、パリ−ロンドン線にファルマン航空が
就航しました。F60ゴリアテは爆撃機を改造したものでしたが、
12席の座席を配置した密閉キャビンをもつ本格的な
エアライナーでした。
 ファルマンに次いで運航を開始したのは
航空機製造会社ピエール・ラテコエールの運航部門、
ラテコエール航空で、19年3月にブレゲー14改造機で、
ツールーズとスペインのバルセロナを結びました。
 続いて4月にはコンパニ・デス・メサジュリ・アエリエンネス
(CMA)もブレゲー14でパリ−リール間の郵便、
軽貨物輸送を開始します。
 このほか7月にはコンパニ・デス・トランスポルト
・アエロノーティク・シュド・エストが登場、
ビスケー湾周辺でチャーター運航を開始しました。
 翌20年4月になると、コンパニ・フランコ・ルメーン
・ド・ナビガシオン・アエリャンヌ(フランス・
ルーマニア航空運航会社)が創設され、半年後の10月には
パリ−プラハ線が開設されます。その後路線はワルシャワ、
ブダペストと次第に延ばされ、22年秋には
コンスタンチノープル(現在のイスタンブール)まで
つながりました。
 さらに7月、コンパニ・グラン・エクスプレス・アエリャン
(CGEA)がファルマンF50爆撃機の改造機で
パリ−ロンドン間に就航しています。

長い名前のものばかりが多く、簡単には覚えきれませんが、
実際にこれらを利用した当時のフランス人乗客にとっても、
また助成を行うフランス政府にとっても統一が望ましいと
考えられていました。
23年1月に、まずCMAとCGEAなどが合併、
エールユニオンが誕生します。
このエールユニオンと対抗できるもう一方の勢力が
ラテコエール航空でブレゲー14やサルムソン2A2練習機の
改造機などでカサブランカ、タンジール、アルジェリアなどへも
路線を延ばしていました。

当時の北アフリカ路線は、フランスを敵対視する
イスラム教徒ムーア人の支配地域上空を飛ぶ必要があり、
不時着して異教徒として処刑されたパイロットや乗客も
少なくなかったのです。このほか気象的な悪条件を克服する
必要もあり、通称「ザ・ライン」と呼ばれたラテコエール航空の
パイロット達は、非常な冒険心をもって新しい航空路を
開いていきました。
植民地政策の一環としてフランス政府はザ・ラインに多額の
補助金を出しています。若いパイロットたちにとって、
冒険と金が同時に得られる、非常に魅力ある仕事だったのです。

ラテコエール航空はセネガルの首都ダカールへの路線就航を
目指し、最終的にはダカールから大西洋を横断する南米路線の
開設を目論見ました。しかし、その大事業をラテコエール航空の
名で成就させることはできませんでした。買収によって
ラテコエールの名前は消え、新しい社名「アエロポスタル」
(航空郵便)が与えられたからです。

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ナショナル・フラッグキャリア、エールフランスが
創設されるのは、1933年8月30日、エール・ユニオン、
ソシエテ・ジェネラル・ド・トランスポール・アエリアン、
カンパニー・アンテルナシオナル・ド・ナビガシオン
・アエリエンヌ、エール・オリアン、そしてアエロポスタルの
5社の合併により設立されました。

戦後国営化され、世界的な成長を遂げていく話しはまた別の機会に譲るとして、次回
はイギリスをみていきたいと思います。


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【4】--- 新千歳空港にまつわるお話 ---

●米軍の北海道空襲

沖縄守備隊が玉砕した(昭和20年6月22日)直後の
昭和20年6月26日、27日、29日の3日間、
北海道は米軍爆撃機B−29の偵察飛行に侵されました。
26日は室蘭・函館方面、27日は道南一帯、
29日には千歳が偵察されました。
偵察の目的は、沖縄戦が終わったことにより米海軍機動部隊の
次の攻撃目標である日本本土・太平洋沿岸の軍事力を
確認するものでした。

米海軍機動部隊は、空襲、艦砲射撃を行いながら北上し、
7月14日、15日の両日にわたり北海道で攻撃を開始しました。
青函連絡船と函館港、軍需工場の多い室蘭を重要目標とした
この攻撃は、14日未明から15日夕刻まで続きました。
14日は艦載機約300機とB−29・20機が、釧路、根室、
室蘭、苫小牧、小樽、函館方面を空襲し、帯広、根室、八雲、
丘珠(札幌)の飛行場を攻撃、
15日には艦載機480機が釧路、本別、根室、函館方面を
空襲し、函館港では青函連絡船11隻が沈没、
室蘭では戦艦「ミズーリー」の他15隻の艦砲射撃を受け
大きな被害を出しました。

両日の空襲に対し、室蘭、小樽、函館の対空砲火は正確で
かつ激しく、米軍機6機を撃墜し多数に被弾をあびせました。
千歳上空では苫小牧方面から北海道内陸部に進入する
米軍機数十機に対し、千歳防空砲台の高角砲が迎撃しました。
14日に空襲参加した米軍機カーチスSB2−Cヘルダイバー
艦爆が樽前山に墜落、生き残りの搭乗員ラスムッセンが
68日間樽前山麓に潜伏し救出された話は有名ですが、
墜落原因は濃霧によるもので千歳防空砲台の高角砲に
よるものではないということです。
この米艦爆の残骸は今でも樽前山で見ることができます。
こうして両日の対空砲火は、日本本土空襲で最も激しいものの
ひとつとして記憶されることとなりました。

この北海道空襲で米軍は、日本占領後の特別な意図により、
北海道で最も整備された千歳飛行場と、最も都市機能のある
札幌には何の攻撃も加えませんでした。
また、千歳基地からは1機の迎撃機も出撃しませんでした。
恐らく飛び立っても数的に劣勢で戦果が期待できないので、
それよりも苫小牧勇払の海岸に上陸するであろう米上陸部隊の
攻撃に際し、北海道決戦機として温存する必要の方が
有意義だったのでしょう。
※勇払の海岸線には、現在も堅固なコンクリート製トーチカが
 点在し、当時の面影を伝えています。

7月末には、米潜水艦によって登別、様似、苫小牧沖が
艦砲射撃を受けました。

8月15日、日本は降伏し、その後まもなく米軍人が千歳に飛来。
10月4日には米第8軍第9軍団77師団の一部が函館に上陸、
5日には小樽港から北海道占領主力部隊の上陸が始まりました。
この占領主力部隊(8千人の人員と1千台の車両)は上陸してから
札幌(一部はそのまま千歳へ)へと向かい、北海道拓殖銀行本店に
司令部が設置されました。
こうして北海道は米軍の占領下におかれることになったのです。

参考文献:
守屋 憲治 著「北の翼」千歳航空史


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【5】--- 飛行機のお話 ---

●ステルス戦闘機 F−117ナイトホーク

アメリカ国防総省がステルスの研究に本格的に乗り出したのは
1973年の第四次中東戦争がきっかけと言われています。
アラブ側のソ連製対空砲火によって大きな被害を受けた
国防総省は、レーダーに探知されずに対地攻撃を行う手段として
ステルスを追求したのです。計画の暗号名はハーヴィー
(目に見えない大兎)、後にハヴ・ブルーとなりました。

ハーヴィーの研究はノースロップ社、マクドネルダグラス社など
計5社に委託され、ロッキード社には最初声は掛からなかった
のですが、別ルートで情報を入手し強引に計画に割り込みました。
その結果、アメリカ空軍が開発契約を結んだのはロッキード社の
開発したF−117でした。

F−117ナイトホークの1号機は1981年に初飛行しました。
開発は比較的順調で1982年から生産機が登場し
合計59機が生産され、最終機は1990年にアメリカ空軍に
引き渡されました。F−117の部隊は1979年にアメリカの
グルーム・レイクで編成され1983年には作戦段階にまで
達していました。初飛行は夜間に限られ、エリア51付近では
未確認飛行物体(UFO)を目撃したという証言が相次ぎました。
そのため、1988年になって国防総省は不鮮明な写真と共に
F−117の存在を公表しました。

F−117の初の実戦投入は1989年のアメリカ軍の
パナマ侵攻"ジャスト・コーズ"作戦ですが、これは
ほんの顔見せ程度で、本格的な実戦参加は1991年の
湾岸戦争"デザート・ストーム"作戦が最初となります。
湾岸戦争には事実上F−117の稼動機全てが投入され、
サウジアラビア最南部のカミス・ムシャイトを基地として
イラクの中心部に爆撃を敢行しました。首都バクダットに侵入を
許可された有人機はこのF−117だけで、
延べ1250回出撃し、1機も撃墜されずにイラクの
防空システムを完全に壊滅しました。

F−117は1999年初めの旧ユーゴスラビア(セルビア)
爆撃作戦にも投入されましたが、ここで初めて戦闘中の被害を
記録します。イタリア北東アビアノ基地から飛び立った
F−117はアドリア海を越えてユーゴスラビアに進入しましたが
ベオグラード近郊で撃墜されました。
パイロットはアメリカ特殊部隊によって救出されましたが、
F−117は撃墜されても完全には破壊されず、
破片はロシアに渡ったようです。

F−117についてはエレクトロニクスを中心に
近代化改修の計画も有り、少なくとも2010年代までは
使いつづけられるであろうといわれています。

参考文献:
Jウイング イカロス出版


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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

次回号もお楽しみに!(^_^)

【第11号】 終