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┃飛行機関連グッズ専門店『フライヤーズ』メールマガジン
┃2002年9月18日発行  【第14号】
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┘ ☆ MENU ☆

┘【1】店長のつぶやき
┘   ●いよいよ秋ですね!

┘【2】フライヤーズクイズ
┘   ●クイズに答えてプレゼントを当てよう!

┘【3】AIRPLANE HISTORY
┘   ●航空旅客機発達史
┘ (イギリス 1919年〜1924年)

┘【4】新千歳空港にまつわるお話
┘   ●千歳飛行場の建設と陸軍誘致(2)

┘【5】飛行機の話
┘   ●超音速旅客機 コンコルドの超音速で飛べる空域

┘【6】おしらせ
┘   ●ご意見・ご要望など、皆さんの声をお寄せください!

┘【7】宛先変更および配信停止をご希望の方
┘   ●メールマガジンの宛先変更および解除したい時は・・・

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【1】--- 店長のつぶやき ----

●いよいよ秋ですね!

今年の北海道の夏は天気が悪い日が続き、
気温もあまり上がらなかったせいか、
夏が来ないうちにもう秋になってしまったような印象でした。
しかし、これからの北海道は紅葉に秋の味覚にこれまた楽しく、
美味しい季節です。
最近は航空券も安くなっているので次の3連休で
北海道を旅してみてはいかがですか?


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【2】--- フライヤーズクイズ ---

●クイズに答えてプレゼントを当てよう!

下記のクイズに答えてプレゼントを当てよう!
クイズにお答えいただいた中から抽選で3名様に
ヘルパ社製
ロイヤル航空 B737−200
ユーロウィングス ATR−72
ルフトハンザ・ドイツ航空 A319−100
をプレゼントいたします。

(1)ジャンボジェット機(B747)を塗装する際、
   必要な塗料の重量は?
   1.500?  2.1t  3.10t 

(2)一般的にアメリカの空港では国内線のターミナルは
   各航空会社が自前で用意する
   1. ○  2. ×

(3)滑走路ではよく地面に二桁の数字が描かれているが、
   これは何を表しているか?
   1.滑走路の幅 2.滑走路の長さ 3.滑走路の方位

(4)日本の航空法で定めているジャンボジェット機
   (B747)が着陸するのに必要な滑走路の長さは?
   1.2000m以上
   2.2500m以上
   3.3000m以上

(5)かつてキャビンアテンダントに体重制限を設定していた
   アメリカの航空会社は?
   1.ユナイテッド航空
   2.USエア
   3.ノースウエスト航空

解答された方は
 1)件名欄に、”フライヤーズクイズ”と記入していただき
 2)本文欄に、設問番号と解答、お名前、ご住所を
   記入していただき
 下記のメールアドレスまで送信してください。
E-mail:flyers@po.new-chitose-airport.co.jp

《前回の解答と当選者》
前回のクイズの解答は
 (1)○(2)○(3)○(4)○
当選者は
北海道にお住まいの河道 正泰様にエアカナダ A319−114
青森県にお住まいの中田 聖加瑠様に サウスウエスト航空 B737−700
兵庫県にお住まいの山下 昭仁様に サベナ航空 A321−211
が当選いたしました。おめでとうございます!


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【3】--- AIRPLANE HISTORY ---

●航空旅客機発達史(イギリス 1924年〜1926年)

今回はイギリス航空の2回目です。

チャーチルに代わって新しい航空大臣になった
サミュエル・ホア卿は、前任者とは違って民間航空輸送への
助成には積極的でした。
しかし、それはエアラインのためを考えた助成ではなく、
狙いは補助金を一本化できる国営エアラインの創設にありました。
ホア航空相は既存のエアラインを合併して国営化するための
諮問委員会を設置、当初の計画どおり新エアラインの創設と
補助金の支出を盛り込んだ答申を得ました。
その結果誕生したのが、インペリアル(大英帝国)航空で、
ハンドレページ、インストン、ダイムラーに加え、
ブリティッシュ・マリンエア・ナビゲーション社の4社を合併、
1924年1月に創立されました。

機材のほか、パイロットや整備士も4社から集まりましたが、
これだけ大きな会社の経営陣になると持ち寄りというわけには
いきません。
結局、航空省はダンロップ社の会長エリック・ゲディス卿を
インペリアル航空会長に迎え、周辺もダンロップ関係者や
会長の知人で固められることとなりました。
つまり、インペリアル航空の上層部は、航空、ましてや民間輸送に
ついては全くの素人ばかりで構成されることになったのです。

路線就航は4月28日のロンドン−パリ線が最初で、
つづいて5月3日にはロンドン−ブリュッセル−ケルン線が
開設されました。
6月にはロンドン−アムステルダム−ハノーバー−ベルリン線を
再開、パリ線もチューリッヒまで延長されました。

このように銀色に輝く英国の翼は徐々に欧州へと広がって
いきましたが、経営陣の目はもっと遠くに向けられていたのです。

それは、英連邦を結ぶ世界一周路線の開設であり、
文字通り大英帝国の覇権を代表する存在となることでした。
その第一歩がインド路線の開設と南アフリカ路線の開拓です。

航空路が確立している現在から見ればエアラインによる
冒険飛行などまるで考えられないことですが、この当時は
まだ危険に満ちていました。
たとえば海や砂漠、密集したジャングルなど自然の障害物が
飛行機の離着陸を妨げます。調査飛行であったとしても、
それは生死をかけた未開地探検になり、エアラインや
国の威信をかけた権益の争奪戦にもなるのです。

エアラインの浮沈を左右するのは、メルモーズや
サン・テグジュペリ、そして今回これらの調査飛行を行った
コブハムのような冒険飛行家たちでした。ちなみにコブハムは、
3回の冒険飛行の功が認められ、ナイトの称号を授けられます。

また実際ロンドンとこれらの未開地を結ぶ長距離路線を
開設する場合、必要となってくるのは信頼性の高い
大型エアライナーで、1925年にインペリアルは多発機のみを
使用することに決めました。主流となっていったのは、
機首と左右の主翼に1基ずつのエンジンを搭載した3発機でした。
インペリアル航空が導入した最初の3発機は、
ハンドレページW8の3発型W8fハミルトン、新型の3発複葉機
アームストロング・ホイットワース・アーゴシーの1号機
"シティ・オブ・グラスゴー"、
そしてデハビランドDH66ハーキュリーズの3機でした。

1926年12月20日にエジプトとインドを結ぶ路線に
初就航を果します。
その記念すべき第1便には安全性をPRするため乗り込む
ホア航空相夫妻の姿があったのでした。

次回はヨーロッパ西端の島国から東の大国へと舞台を移し、
ロシアについてお話しします。


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【4】--- 新千歳空港にまつわるお話 ---

●千歳飛行場の建設と陸軍誘致(2)

前回に続き、千歳飛行場が発展していった頃のお話です。

昭和10年1月の協議会での決定後、
3月には陸軍飛行場設置の請願が採択されましたが、
陸軍はすでに帯広に重爆撃機の部隊配置を決めていました。

請願が採択となる2週間前、陸軍特別演習の計画責任者である
航空本部員青木航空兵少佐が千歳を訪れました。
青木少佐は、翌年秋に津軽海峡を挟んで航空攻防演習をするため、
道内の演習場適地の調査にやってきたのでした。
千歳村は、この演習を陸軍飛行隊誘致の好機と考え、4月4日から
第2期拡張工事に着工しました。
6月6日に竣工し、面積は10万4千坪となりましたが、
その分重作業などもあったため村民奉仕だけでは間に合わず、
土木業者にも一部を請け負わせる大規模な工事となりました。
飛行場の北端に「チトセ」とコンクリートで飛行場を記した
地上航空標識が設置され、6月22日付で帝国飛行協会より
航空標識設置に関する感謝状が授与されました。

千歳飛行場の拡張はさらに進みます。
第34回陸軍特別大演習が11年の秋に北海道で
開催されることを知った千歳は、5月10日、第3期の拡張工事に
着工しました。面積は17万2千坪と北海道で最大規模と
なりましたが、工事費に不足を生じ、労力はまたしても村民の
勤労奉仕に頼ることとなりました。
もちろん既存部分とあわせて15万坪以上にもなる整備を
人力だけでまかなうことはできず、トラクターなどの大型機械も
活躍しました。

大演習は10月に昭和天皇御統監のもと実施され、飛行場には
多くの陸軍機が飛来したほか、日本航空輸送の臨時便
ダグラス式DC−2型機が2週間にわたり羽田との間を
往復しました。
日本航空輸送のDC−2型機は、千歳飛行場の旅客機でした。
臨時ダイヤとはいえ2週間にわたって羽田飛行場との間を
往復したのですから、このときこそ千歳空港としての起源である
といえるでしょう。

その後、北海道で定期航空輸送が実施されるようになったのは、
昭和12年度のことでした。
しかし、日本の中国大陸への進出が始まり、交通手段として高速の
航空機は急激な路線延長を強いられ、搭乗員も中国方面の
航空会社への出向を余儀なくされました。
このような状況が続き、昭和15年10月1日のダイヤ改正で、
国内地方路線のほとんどが運休となりました。
札幌線も当然のこととして運休となり、昭和15年7月9日の
エアースピード・エンボイ型(ひなづる型)の離陸を最後に、
北海道の民間定期航空輸送の幕は閉じました。

参考文献:
守屋 憲治 著「北の翼」千歳航空史


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【5】--- 飛行機のお話 ---

●超音速旅客機 コンコルドの超音速で飛べる空域

コンコルドは最大巡航速度マッハ2.2と、
世界で唯一民間機として運行されている超音速機です。
1962年にイギリスとフランスが共同で開発することを発表し、
当時のフランス大統領ド・ゴールが計画機を「コンコルド
(協調・調和)」と呼び、これがそのまま機体の名称として
使われるるようになりました。
コンコルドを持っているのはイギリスのブリティッシュ・
エアウェイズとフランスのエールフランスの2社だけで、
コンコルドと聞いて思い浮かぶのは、
2000年7月に死者113人を出したエールフランス機の
墜落事故ではないでしょうか。
この事故が起きる以前は大西洋路線の定期便に使用されるほか、
旅客チャーター便にも使用され、エールフランスのコンコルドは
日本にも飛来しました。

ところでこのコンコルドは、飛べば必ず超音速で飛べるかと言うと
そうでは無いのです。
離陸してすぐにマッハ2.2という速度で飛べるはずが無いのは
言うまでも有りませんが、巡航中でも超音速飛行にはさまざまな
制限があるのです。
例えばパリから大西洋を越えてニューヨークへ向かう場合
(所要時間3時間45分)、通常はパリを出発後、
フランス上空ドーバー海峡上空を通過してイギリス上空に入り、
イギリス南部を東から西へ横断し、専用の洋上ルート
(これを『シエラ・マイクルート』と言う)に入ります。
その中で出発後、このシエラ・マイクルートに入るまでの間は
騒音問題等の関係から超音速飛行は認められておらず、
通常の旅客機と同じレベルで飛行することを義務付けられています。
コンコルドが持ち前のパワーを発揮するのは大西洋上に入ってから
なのです。そしてアメリカ大陸が近づくと、再び普通の飛行機と
同じフライトをすることになります。
つまりはシエラ・マイクルートと呼ばれる専用ルートの区間だけに
限られているのです。

また、超音速飛行では騒音問題に加え、音速を超える事によって
地上に発生する振動の問題も有り、そのため世界のほとんどの国が
陸地上空の音速飛行に制限を設けています。
かつて日本にチャーター便として飛来したコンコルドも、
パリから超音速でやって来た訳ではなく、超音速をしたり、
普通の飛行機と同じスピードで飛行したりを繰り返しながら
日本にやって来たのです。
ちなみにコンコルドが南回りでフランスから日本にやってきた
場合、途中で東南アジアと中近東で給油をしなければならず、
その時間を含めて日本に来るまでの所要時間は約18時間。
これはジャンボジェット機(B747)が同じ南回りで、
一回給油して日本にやってくるのと時間的にはたいした違いは
無いのです。
コンコルドは何処に行くにも超音速と言うわけにはいかないのです。

参考文献:
徳光 康 著「旅客機マニアの常識」 イカロス出版


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次回号もお楽しみに!(^-^)

【第14号】 終