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┃飛行機関連グッズ専門店『フライヤーズ』メールマガジン
┃2003年7月18日発行 【第24号】
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┘ ☆ MENU ☆
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┘【1】店長の挨拶
┘ ●千歳基地航空際
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┘【2】AIRPLANE HISTORY
┘ ●「神風号」ロンドンへ
┘【3】飛行機の話(番外編)
┘ ●スペースシャトルの飛行速度
●雷が飛行機に落ちたら・・・。
┘
┘【4】フライヤーズアンケート
┘ ●アンケートに答えてプレゼントをもらおう!
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┘【5】宛先変更および配信停止をご希望の方
┘ ●メールマガジンの宛先変更および解除したい時は・・・
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【1】--- 店長の挨拶 ----
●千歳基地航空際
今年も航空自衛隊千歳基地の航空祭が8月10日に行われます!
フライヤーズ横の窓からは航空自衛隊の滑走路が見えるので、
時間帯によってはF15やF2、ブルーインパルスの離着陸を見る
ことができます。なかなか見られるものではないので、新千歳空港
に起こしの際は是非立ち寄って下さいね。
14時半には全ての飛行が終了するのでご注意を!
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【2】--- AIRPLANE HISTORY ---
●「神風号」ロンドンへ
昭和12(1937)年、朝日新聞は元旦の紙上で
英国王ジョージ六世の戴冠式祝賀のため、純国産機で
東京〜ロンドン間100時間以内の記録飛行に挑むと発表しました。
「桜号」「日米報知号」の太平洋横断飛行計画の失敗で屈折して
いた国民・大衆はこの計画に大きく沸きました。
その頃ヨーロッパ各国はアジアへの航空路開拓は熱心でしたが、
日本人にとっての身近な話題は、フランス航空協会が主宰する、
パリ〜東京間100時間を目指すラリーでした。一番先に100時間
を切って東京に着くのは誰か?世界的に有名なパイロット、
マルセル・ドレーはすでに二度も挫折していた。
コドスも失敗しました。栄冠を手にしかけながら涙をのんだのは
アンドレー・ジャピーでした。
フランスの航空技術が誇るコードロン・シムーン高速小型連絡機に
燃料タンクを増設し、単独飛行で日本まで飛来したものの、九州の
背振山で遭難してしまったのです。
ヨーロッパの有名飛行家でも達成できない記録飛行に、日本人が
設計した飛行機、日本人が開発したエンジン、それを若い日本人の
パイロットが操縦して挑もうというのです。
日本国中がこの計画に熱狂しました。
4月1日に羽田で命名・壮行式が行われ、飛行機の名前は
新聞紙上で公募され、全国から集まった約53万通の応募の中から、
1万3000通に近い票の集まった「神風号」が選ばれました。
会場は小旗を打ち振る群集で埋め尽くされていました。
日本中の期待が神風号に、そして二人の乗員、
操縦士・飯沼正明(当時26才)、機関士・塚越賢爾(当時38才)
に向けられました。神風号は、陸軍が戦力偵察に使う高速機として
開発した試作2号機を、朝日新聞社がこの企画のために
払い下げてもらった飛行機です。最大速度480km/h、
航続距離2,400kmという高性能機でした。
この速度はジャピーが使用したコードロン・シムーン高速小型連絡機は
もちろん、毎日新聞社が当時使用し、高速連絡機として世界的に
有名だったロッキード・アルティアよりも上回っていたのです。
その高速・長距離性能を可能にしたものは何か?一つはエンジン
からもたらされていました。中島飛行機の野心作で、信頼性が高い
と定評のあった空冷星型九気筒エンジンです。そして長距離飛行を
可能にしたのは、流麗な外形と抵抗減少を目指して細かい神経を
使った設計、そして機体の表面を沈頭鋲(ちんとうびょう)と
呼ばれる、頭が接合した金属板に埋めこまれて、継ぎ手の表面が
平らになる特殊な鋲を使って組み立て、ていねいな工夫で平滑に
仕上げたことにより、長距離飛行を可能にしたのです。
また離陸後、油圧を使って主脚を機体に収めるのではなく、主脚を
固定式にしたのは、たしかに日本の基礎工学力が遅れていたことも
一因ですが、脚を引き込むスペースのために燃料タンクを積めなく
なってしまうためです。
仮に主脚を機体に収めた場合、燃料タンクの必要容積を確保する
ためには翼面積を大きくしなければなりませんが、大きな翼は
神風号のような高速機には無用の抵抗でしかないのです。
「神風号」は機体の設計も、工夫も、そしてエンジンも、まさに
「世界の水準を抜く傑作機」だったのです。
4月2日、暁闇の中に飛び立った神風号は、屋久島上空で天候に
阻まれ、出発地・立川飛行場に引き返してきました。慎重を期した
二人に対する期待はさらに強くなり、4月6日午前2時14分、
神風号は真っ暗な空に向かって改めてスタートを切りました。
コックピットには桜の枝が積まれており、この花が散らぬうちに
ロンドンに到着するという固い決意の表れでした。
立川から台北を経由しハノイへ、日没になるためラングーンの
予定を変えてベトナムのビエンチャン泊、次の日はカルカッタから
ジョブドールを経てカラチへ、そして翌朝、バスラから砂漠を超えて
バグダットからアテネへ。日本では号外が発行され、その飛行の一報
ごとに日本が沸きました。
そして最後のコース、アテネからローマ、花の都パリを経て、
現地時間の午後3時半、ロンドンのクロイドン飛行場に着陸しました。
94時間17分56秒、実飛行時間51時間19分23秒。
ロンドンに着いた神風号と乗員に待っていたのは盛大な歓迎でした。
イギリスの航空雑誌フライトは、設計の独創性、エンジンの信頼性、
素晴らしい高速巡航、パイロットの技量を絶賛し、日本でも号外が
配られ日本中が興奮しました。
順調なフライトのようにも思われましたが、この飛行は日本の
パイロットにとって末路の世界でした。
目的の飛行場はどこにあるのか?飛行場に辿り着く目標になる
地物にどんなものがあるのか?さらに進入や離陸コースに障害物は
あるのか?誰も見てきた人はいなかったのです。
予定を変更したビエンチャンに日本人はいませんでしたが、
フランス人は親切に整備・補給・休息を与えてくれました。
しかし、日本や日本人に敵意や偏見を持っているものもいなかった
わけではないのです。カルカッタでは離陸の際に立ち木に引っかかり
そうになり、機体を傾けて危うく衝突しそうにもなりました。原因は
滑走路の長さの情報でした。
朝日の連絡員は、空港関係者から「滑走路の長さは900m」と
伝えられましたが、離陸寸前に塚越がおかしいと気づき、
機体から降りて歩いてみると700mしかなかったのです。
急いで燃料を下ろして機体を軽くし、その代わりにジョブドールで
給油することに変更しました。
それでも滑走路端で十分に浮揚できなかったのです。
飯沼と塚越はアメリカの月着陸飛行士に匹敵するような全国民の
熱狂的な祝福を受け、銀座のパレードでは紙ふぶきが舞いました。
神風号の凱旋を祝って、羽田飛行場で航空ページェントが開かれ、
その時展示されていた神風号には、小さくではあるが誇らしげに
「東京〜ロンドン間94時間」と書かれていました。
参考文献:鳥飼鶴雄 著 グランプリ出版 「大空への挑戦」
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【3】--- 飛行機のお話 ---
●スペースシャトルの飛行速度
最も飛行速度の速い有人航空機といえばスペースシャトルでしょう。
自ら離陸することはできないものの、地球に帰還するときは飛行機
と同じようにパイロットが操縦して着陸します。
高度350kmで地球を周回しているスペースシャトルの速度は
約2万7720km/hです。
地球に帰還するときは機首を40度ほど上向けた姿勢で大気圏に
突入し、この時およそマッハ10の高速で降下し続けるため、
高度80kmから高度49kmの間では、大気圏上部の
きわめて薄い空気と摩擦を起こし、機体が高温になります。
高度25kmまで降下したら迎え角を14度にし、
速度もマッハ2.5まで減速させます。この後、速度のエネルギーを
落とすためにS字の旋回を繰り返し、高度3000mで速度は
約530km/hまでになります。
滑走路のタッチダウンポイント(車輪が滑走路に接地するポイント)
まで12.7kmのポジションに位置し、進入角は17〜19度、
これは普通の飛行機の7倍以上の大きさで、普通の飛行機は
毎分152.4kmほどの降下率ですが、スペースシャトルの場合は
この20倍の毎分3,048kmの降下率で速度を下げていくのです。
滑走路が近づいてきたらパイロットは操縦桿を引いて機首を上げ、
進入角を1.5度にし、滑走路末端を340km/h〜363km/h
で通過して、305km/hで滑走路に車輪をつけます。
ジェット旅客機が接地するときの速度が
約194km/h〜203km/h位なので、
ジェット旅客機の約1.5倍の速度です。
接地後は垂直尾翼後縁についた方向舵を左右に目一杯広げて
抵抗を増やし、同時に後方からパラシュートをだして減速します。
スペースシャトルは滑走路末端から760mほど先に接地し、
さらに勢いで地上滑走するため、きちんと停止するには
4000m級の滑走路が必要になります。
日本では沖縄の米軍・嘉手納飛行場がスペースシャトルの緊急着陸場
に指定されています。
参考文献 白鳥 敬 著 日本実業出版社 「飛行機の雑学辞典」
●雷が飛行機に落ちたら・・・。
飛行機にとって雷は出来ることなら避けたい存在です。
飛行機の機首には気象レーダーがついていて、常に天候をチェックし、
雷雲などを発見した場合は経路を変更し飛行します。
また、過去の記録から雷雨がおきているのは高度3000m前後が
最も多く、高度1万mを飛行するジェット機はかなり安全と言えます。
しかし、離着陸時には必ず3000m地点を通過しなければ
ならないし、気象レーダーがあるからといって100%雷雲を
避けて飛行できるわけではありません。
ではもし万が一雷が落ちたらどうなるのでしょう?
それは飛行機の機体の表面に小さな穴ができる程度で大事に
至らないことがほとんどです。そして旅客機には静電気放電装置と
いう放電索が翼についているので安全なのです。
これは雷に限らず、雨、雪、塵、砂など機体にぶつかったときに発生
する静電気を放電する装置で、ボーイング747(ジャンボジェット)
には放電索が54本もついているのです。
参考文献 ヒサクニヒコ 著 同文書院 「ぼくの飛行機あれこれ学」
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【4】--- フライヤーズアンケート ---
●アンケートに答えてプレゼントをもらおう!
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解答は8月11日必着とさせていただきます。
《22号及び23号の当選者》
22号のメールマガジンでは締切日に誤りがあり、読者の皆様に
大変ご迷惑をおかけ致しました。心からお詫び申し上げます。
22号の当選者は
東京都にお住まいの前田 康太様に
Primi air エアバスA330−300
北海道にお住まいの沖田 久美子様に
アンセットオーストラリア航空 エアバスA320
愛知県にお住まいの柴田 敏成様に
Finn air エアバスA319
に決定しました。おめでとうございした。
続いて23号の当選者は
長野県にお住まいの矢ケ崎 雅英様に
エア セイシェル 767−200 ER
千葉県にお住まいの石川 有一様に
ルフトハンザ B747−400「Berlin」
宮城県にお住まいの大竹 郁夫様に
ウェストジェット B737−200
に決定いたしました。おめでとうございます。
皆様のたくさんのご応募ありがとうございました!
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
次回号もお楽しみに!(^-^)
【第24号】 終