┏━━━━━━ Flyer’s News ━━━━━━━
┃飛行機関連グッズ専門店『フライヤーズ』メールマガジン
┃2006年9月30日発行  【第62号】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
このメールマガジンは、新千歳空港ターミナルビル4F、
飛行機関連ショップ「フライヤーズ」からメールアドレス
をご登録された皆様に最新情報をいち早くお届けするものです。
【このメールは等幅フォントでご覧になることをおすすめします】
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 
□□ 新商品のお知らせ □□□□□□□□□□□□□□□□

□ ★JAC YS−11 ☆ 関連商品    
□  --ジェミニ製-- 9月末で退役する最後のYSがダイキャストに!
□  15768 1:400 JAC YS-11 JA8768     2,688円(税込)
□  15768B 1:400 JAC YS-11 JA8809    2,688円(税込)
□  2007年 YS-11 カレンダー A3全13枚   1,890円(税込)
□ …………………………………………………………………………………
□ ☆ADK&NKA DHC6-300 ツインオッター ★チョロQ☆
□  1974年から離島路線で活躍し本年3月31日に退役した
□  ツインオッターがチョロQになりました。
□  あわせて1:50スケールモデルも今回分で最後となります。
□  
□  ライズ 1:50 ADK エアー北海道 DHC6-300 8,190円(税込)  
□  チョロQ ADK&NKA 2機セット 全長約8cm 2,500円(税込)
□   http://www.e-flyers.jp/fly_co2/dc/dc_co/risesoon/Fly_def.html
□ ………………………………………………………………………………
□ ★NCA成田空港 210番SPOT ジオラマセット☆ 入荷しました
□  ---ホーガン製---   
□  KZD44402 1:400 B747-400 NCA成田空港210番SPOT 16,800円(税込)
□  ※ディスプレイケース GSE付  ---限定品につきなくなり次第終了---
□    ⇒ http://www.e-flyers.jp/fly_co2/dc/dc_co/hogan/Fly_hogan.html  
□ ………………………………………………………………………………
□ ★ジェミニジェッツ☆ 予約受付中
□  15658 1:400 VC-10 G-ASGP 英国航空       3,192円(税込)
□  15685 1:400 VC-10 5H−MOG EAST AFRICAN AIRWAYS 3,192円(税込) 
□ ………………………………………………………………………………
□ ★ANA新製品☆ 予約受付中  限定生産品  
□  --ヘルパ製--
□  NHS52002 1:500 B737-700 GOLD JET&TRITON
□    ※12月発売予定      2機セット 4,872円(税込)
□  NH40029  1:400 B737-700 GOLD JET   3,528円(税込)
□  NH40030  1:400 B737-700 TRITON    3,528円(税込)
□  NH40028  1:400 B787-8  ドリームライナー   4,872円(税込)
□  NH50038  1:500 B787-8  ドリームライナー   4,032円(税込)
□    ※1月発売予定
□  ⇒ http://www.e-flyers.jp/fly_co2/dc/dc_co/senkou/senkou.html
□ …………………………………………………………………………
□  YS21136  1:200 YS-11TA 海上自衛隊 第205教育航空隊
□    ※12月発売予定            5,040円(税込)
□ ………………………………………………………………………… 
□  ---ホーガン製--- 
□  NH20012 1:200 B777-300  風塗装     JA752A 10,920円(税込)
□  NH20013 1:200 B777-300ER ANAロゴ    JA732A 10,920円(税込)
□  NH20014 1:200 B747SR-100 モヒカンルックJA8133 10,920円(税込)
□    ※1月発売予定
□  NH20022 1:200 B777-200 ANAロゴ JA713A 10,920円(税込)
□  NH20023 1:200 B777-200  漢字ロゴ    JA703A 10,920円(税込)
□ ※2月発売予定
□ …………………………………………………………………………………
□ ★第2弾☆☆ J-wings監修×CafeReo 1/144☆ ------
□  お待たせいたしました!ミリタリエアクラフトシリーズ
□  第2弾『世界の戦闘機』が発売決定いたしました。
□  冷戦の翼シリーズ第1弾はご好評頂き完売いたしました。
□  前回同様、追求!徹底されたディテールが好評です。
□  先行予約受付行っております。画像はHPにてご覧下さい。
□  『世界の戦闘機』 全10種+シークレット2種     
□     1BOX(10個入) 5,250円(税込)⇒4,725円(税込)
□   ※発売予定10月中旬⇒11月7日に変更となりました。
□    先行予約受付9月末⇒10月末に延長いたします!
□     ---HPにて予約受付中---
□   ⇒ http://www.e-flyers.jp/fly_co2/dc/dc_co/cafereo/cafereo.html
□ ……………………………………………………………………………………
□ ★2007年 エアラインカレンダー☆ 予約受付開始   
□  ANA 卓上絵はがきカレンダー          840円(税込)
□  ANA 卓上メモカレンダー           1,260円(税込)
□  ANA フライトカレンダー(小型カレンダー付) 2,940円(税込)

□  JAL フリートカレンダー       普通判 1,575円(税込)
□  JAL フリートカレンダー       卓上判  462円(税込)
□  JAL キャビンアテンダントカレンダー 普通判 1,575円(税込)
□  JAL キャビンアテンダントカレンダー 卓上判  462円(税込)
□  JAL ポケットダイヤリーセット        3,045円(税込)
□  JAL ポケットダイヤリーレフィール       913円(税込)
□  JTA 美ら島物語           普通判 1,260円(税込)
□  JTA 美ら島物語           卓上判  735円(税込)

□  航空新聞社 WINGカレンダー
□  航空自衛隊の翼カレンダー       普通判 1,575円(税込)
□  世界の軍用機カレンダー        普通判 1,575円(税込)
□  世界のエアライナーカレンダー     普通判 1,575円(税込)
□  
□  TACフォトグラファー 赤塚聡氏カレンダー
□  JASDF戦闘機カレンダー     B3版 1,260円(税込)
□  ブルーインパルスカレンダー     B3版 1,260円(税込)
□  JASDF卓上カレンダー           840円(税込)   
□ …………………………………………………………………………………
□ ★ホーガン製 RAC☆入荷いたしました!残り数量となります。  
□  DH28006 1:200 琉球エアコミュータ  3,780円(税込)
□  ⇒ http://www.e-flyers.jp/fly_co2/dc/dc_co/helpa/Fly_dh.html
□ ……………………………………………………………………………………
□ ★☆復刻版 B777−300 風塗装 好評発売中☆★☆ 
□  NH40024 1:400 B747SR-100  モヒカン JA8133  4,872円(税込)
□  NH40012 1:400 B777-300   風塗装  JA752A  4,872円(税込)
□  NH50032 1:500 B777-300   風塗装 JA752A  4,032円(税込)  
□  NH50042 1:500 B777-200   ANAロゴ JA713A  4,032円(税込) 
□  NH50043 1:500 B777-200   漢字ロゴ JA703A 4,032円(税込)
□  ★☆★ 全商品HPにて20%OFF
□    ⇒ http://www.e-flyers.jp/fly_co2/dc/dc_co/helpa/Fly_dh.html
□ …………………………………………………………………………………
□ ★ドラゴン 1/400☆ 新商品入荷しました ★ 
□  55908 B737-800  ガルーダインドネシア航空   2,856円(税込)  
□  55909 B747-400  ガルーダインドネシア航空   4,032円(税込)
□  55831 B787-8   ノースウェスト航空      2,856円(税込)
□  55932 B787-8   Air india          2,856円(税込)
□  55937 B787-8   ベトナム航空         2,856円(税込)
□  55934 A330-200  カタール空港 Asian games2006 2,856円(税込)
□  55942 B747-400F マレーシアカーゴ       2,856円(税込)
□  55954 B777-200ER エアインディア        2,856円(税込)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


□□ フライヤーズホームページからのお知らせ □□□□□□□□

□   ダイキャスト20%OFF!

□    割引クーポン券も発行できますので         
□    ぜひ遊びにきてください↓↓↓              
□     http://www.e-flyers.jp
□                         
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
┘ ☆ MENU ☆

┘【1】店長の挨拶
┘   

┘【2】アメリカの誇る航空博物館『スミソニアン航空・宇宙博物館』
┘   

┘【3】惜別! YS−11
┘   

┘【4】プレゼントのお知らせ


┘【5】宛先変更および配信停止をご希望の方
┘   〇メールマガジンの宛先変更および解除したい時は・・・

┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘


【1】--- 店長の挨拶 ----


気温がだんだん下がり、朝晩肌寒い日が増えてすっかり秋ですね。
スポーツの秋・芸術の秋・読書の秋…。
秋を彩る言葉はいろいろあるけれど
やっぱり『食欲の秋』でしょう!
季節の変わり目は風邪などひきやすい時期なので
沢山食べ、沢山遊んで乗り切りましょう。
10月の3連休お出掛けプランはもう立てましたか?
千歳にてインディアン水車で“鮭”が登るのを見て
千歳空港でスイ−ツを食べフライヤーズで遊ぶ。
というプランはいかがどうでしょう?
わたくし食欲の秋でなんだかオナカ周りに異変が。。。
食べ過ぎには気をつけてくださいね。

千歳にお越しの際には気軽に立寄ってください!
皆様のご来店お待ち申し上げております(*^.^*)b

  
==============================


【2】---- アメリカの誇る航空博物館
        『スミソニアン航空・宇宙博物館 ---- 

ユンカースJu52や
ボーイング307ストラトライナーを
見たくても現実的には難しいですよね。
今はインターネットがあるので検索すると
すぐに詳しい事を調べることが出来ます。
しかし、やはり実物を見てみたい。。。
それも出来るだけ沢山の飛行機を。
そんな願いを叶えてくれる博物館が世界にはあるのです。
今回は世界の航空・宇宙先進大国アメリカの
スミソニアン博物館を紹介します。

同博物館は米スミソニアン協会が運営しており
航空・宇宙関係の博物館では世界最大。
全米は言うに及ばず世界各国から多くの見学者を集めています。
この博物館は驚くことに入場料が無料。
アメリカの懐の深さを感じさせられます。

現在の博物館本館が開館したのは1976年で
国立航空博物館(NASM)のルーツは1881年に建設された
新ナショナル・ミュージアムにあります。
歴史的航空機の展示を目的としたこの博物館には
いわくつきのエピソードがあります。
スミソニアン協会の3代目理事長サミュエル・P・ラングレーが
世界初の有人動力飛行機の作成に乗り出します。
この実験はライト兄弟が初飛行する前に
2回行われましたが、結果は失敗に終わりました。
ライト兄弟の初飛行は、そのわずか9日後の事でした。
ところが、スミソニアン博物館は
この飛行機「エアロドロームA」を
「歴史上初の有人動力飛行に成功した飛行機」
との説明を付けて展示してしまいました。
(実際にこのエアロドロームAはそのあと数々の改修を経てラングレーの死後
 グレン・カーチスの手により1914年に飛行が証明されたのでした)
初飛行の功績を無視される形となった
オービル・ライトはこれに激怒して
「1903年 ライトフライヤー」をスミソニアンではなく
英国のロンドン科学博物館に寄贈し
そこに永久に展示することにしました。
1942年スミソニアンが前言撤回すると
オービルは遺言を書き換え、彼の死後1948年に
ライトフライヤー号はスミソニアンに移送されたのです。
ライト兄弟がキティーホークの丘で
初飛行に成功してから45年後の事でした。
ちなみに「エアロドロームA」は
その“いわく”ゆえに新館に展示してあります。

この本館には米国の航空黎明期を飾った数々の飛行機が展示してあり
上記の「1903年ライトフライヤー」や
皆さんもお馴染みの「スピリット・オブ・セントルイス」の実物や
チャック・イェーガーが世界で初めて音速を突破する飛行をした
「ベルX-1」「アポロ11号司令室」などがあります。

NASAが所有する航空機などのコレクションの内
本館に展示されているものはわずか一割にすぎず
その他の物は別施設で保存・レストアされています。
ボランティアなどによる機体のレストアは着々と進んでいますが
本館に展示するスペースが無くなり
近年ライト兄弟初飛行100周年にあたる
2003年に新館がオープンしました。
この新館は「スティーブン・F・ウードバー・ハーゼー・センター」という
長い名前が付いています。米国の施設には、よく人物の名前が付けられていますが
この施設もそうで、ウードバーさんと言うのは世界で最も大きな航空機リース会社
ILFC(インターナショナル・リース
ファイナンス・コーポレーション)の設立者であります。
今回の新館建設にあたり6500万ドル
総費用の約20%にあたる寄付をしたところから
新館には氏の名前が付くこととなりました。

ウードバー・センターは本館よりも大きく
カマボコ型をしたアビエーション・ハンガーには
軍用機と民間機が10の部門に分類されています。
そのコンセプトを代表する機体が展示されています。
比較的大型の機体は地上に展示し
それ以外は天井から吊す形で展示してあるので
沢山の機体を収容することと、色々な角度から
見学する事が出来る利点があるようです。
主な有名な機体はB−29爆撃機「エノラ・ゲイ」。
世界で最も有名なB−29と思われるこの爆撃機の
展示を巡っては、物議をかもしましたが
この「第二次世界大戦の飛行機」エリアには
日本の「紫電改」「屠龍」「桜花」も展示されています。
「エールフランス・コンコルド」誰もが知っているコンコルド。
写真を撮ろうにも近すぎて全ては収まりきらないようです。
「SR−71 ブラックバード」ロッキード・スカンクワークスが
開発した超音速・高々度偵察機。
そのミステリアスな任務と特異なスタイルから
退役した現在も人気が有ります。
アビエーション・ハンガー以外にも
宇宙関連の展示施設スペース・ハンガーがあり
「スペース・シャトル・エンタープライズ」が展示して有ります。

欧米ならば間違いなく保存の対象になるような飛行機が
日本では解体されたり、一部しか残っていないという事は少なくありません。
日本国内ではひとつも残っていない国産の飛行機が
米国でレストアされ展示してる場合もあります。
古いものを残して後生に伝えようという理解が
日本では少ないと思えませんが、クリアしていく問題もまた多いのでしょう。
非常にお金のかかる運営ですが、勤務するうちNASAの職員は200人弱
これに対してボランティアは500人にものぼるといいます。
世界で最も入場者の多い博物館はこのような人達の協力で成り立っています。


参考文献 航空ファン2004.3



==============================


【3】---- 惜別! YS−11---


日本が戦後初めて国をあげて開発した旅客機YS−11は
双発ターボプロップ近距離用中型旅客機で
広く世界に輸出された始めての機体であり
日本が生んだ唯一の国産旅客機である。
一時は輸出の花形と称賛されたこともあったが
開発・製造に赤字がかさみ、税金の無駄遣いとまで批判され
1972年に182機で生産を終了した。

その日本の翼YS−11が、初就航から41年目に
ついに引退の時を迎える。
高速輸送地代の背景に押され、過密になった日本の空では
衝突防止装置を義務つげる決定を下すという
航空法の改正にともなって、2006年9月30日で
すべて退役することになるのだ。
2006年10月以降、大型ジェット機に混じり
活躍する光景も目にすることもなくなる。


〇YS−11という名称の由来

40年以上世界の空を飛び続けた日本国民に親しまれたYS−11。
通常、航空機にはメーカー名と社名の名称や
タイプ番号を組み合わせた名称が付けられるケースが多い。
(デハビランド・コメット・ボーイング747・イリューシン76等)が
YS−11という名前の由来は何だろうか?
「YS」はこの飛行機を設計した
「輸送機設計研究所」の「輸送」=Yと「設計」=S
の頭文字に由来するものである。
実際に製造した日本航空機製造(NAMC)の名前はどこにも出てこない。
そして「11」の10の桁の「1」は採用候補に挙がっていた
エンジンの種類ごとに割り振っていた資料番号で「1」は
採用されたロールスロイスダート10の資料番号。
1の桁「1」は複数の案が検討された機体設計案の番号。
第一案である0案に対し、第二案である1案の番号に
由来するものである。
研究室の試作案に付けられた識別番号がそのまま
正式な名称となって世界の中に出てしまったという訳だ。


〇エンジンはロールスロイス

YS−11は、通産省が打ち出した国内産業の育成の
観点から出来るだけ国産の部品や材料を使おうとしたが
実際には国産品のメーカーがない場合も多く
そうはいかなかった。
機体の主要な装備品であるエンジンは
イギリスのロールスロイス社製、プロペラも同ダウティ・ロート社製
主脚、前脚はアメリカのグットイヤー社製であった。
また、一般的な装備品も、YS−11を使用するエアラインは
実績があってアフターサービスが充実しているメーカーの
製品を強く指向したため、気象レーダー無線機は
アメリカのコリンズ社や同ベンデックス製であり
実績のない国産品を採用したのは運輸省に納入された機体だけであった。
また、素材である機体のアルミ合金材は
アメリカの連邦規格(フェデラルスペック)がその他の金属材料には
米軍規格の(ミスペック)が使われており
日本のJIS規格より品質が高い。
日本の金属メーカー数社も採用に向けて意欲を示したが
YS−11に使用する量のみの生産では
量産効果が出ず輸入品より有利な価格で調達出来ないため
結局アメリカ製の金属材料が採用された。


〇新造機のフェリーフライト

YS−11の国内線初飛行から半年経った1965年10月
YS−11が始めて海外に輸出されることになった。
販売先はフィリピンのフィリピナス・オリエント航空である。
翌1966年11月にはアメリカのハワイアン航空にYS−11を納入。
続いて1967年4月にはブラジルのクルゼイロ・ド・スール航空に納品された。
YS−11の航続距離は約2300Km。
フィリピンへは島づたいに燃料を補給しながら飛んで行けるとしても
ハワイまで直行で約5200Km、太平洋の対岸アメリカ西海岸までは
直行で約7500kmの距離がある。YS−11の搭載燃料では
太平洋を無着陸でアメリカ本土まで直行できない。
いったいYS−11はどのようにしてアメリカ本土に輸出されたのだろうか?
通常の燃料タンクを装備して、航続距離が2300Kmしかないのなら
航続距離を延ばすには燃料タンクを搭載するしかない。
輸出されるYS−11は客室内からシートをすべて撤去してしまい
座席を取り払った室内に600ガロン入りの
ゴム製の燃料タンクを3個搭載していた。
これだけあれば標準装備された主翼内の燃料タンクとあわせると
約5000km飛行できる。
外したシートは船便や航空便で別途に発送
現地で納入前に機内に取り付けていた。
そうやってフェリー(回航)仕様にして、航続距離を延ばしたYS−11は
名古屋−ウェーキ島−ホノルル−西海岸サンフランシスコという
ルート設定でフェリーフライトを飛行してアメリカ大陸に渡っていったのである。
もっぱらこのフライトを担当したのが日航製の子会社である
日本航空機輸送のパイロット達であった。
日本航空機輸送は日航製の製品であるYS−11を
世界中に送り届けることを主たる業務内容としていた。


〇進むジェット化

日本の地方空港路線を中心に全国ネットワークを
展開してきたYS−11であるが
1980年代以降、地方空港の整備事業が進展し
新空港の開港や滑走路の延長で次々とジェット化されていくとともに
徐々に東京、大阪などの大都市を地方を結ぶ路線はYS−11から
ジェット機に代わり、減少の一途をたどっていった。
しかし、大都市と地方を結ぶ路線でも一便当りの搭載客の
少ない路線はジェット化されず、まだまだYS−11の活躍場所が
残されていた。それに地方と地方を結ぶ純ローカル路線は
ほぼ、YS−11の独壇場といえる状況であった。
1980年代後半から1990年代前半にかけての
時期がYS−11を運航する航空会社が最も多かった時期で
全日空、日本エアシステム(1988年に東亜国内航空から社名変更)
日本トランスオーシャン航空(1993年に南西航空から社名変更)
エアーニッポン(1987年に日本近距離航空から社名変更)
日本エアコミュータの5社がYS−11を運航していた。


〇TCASの義務付け

2001年1月4日、並はずれた頑固さで40年間
日本の空を飛び続けてきたYS−11の運命を決定づける
出来事が起こった。
国土交通省が航空法施行規則を改定し
2003年9月までにすべての旅客機に航空機衝突防止装置(TCAS)
の装置を義務つける決定を下したのだ。
この種の規制の常として、即に就航中の航空機については
経過措置が設けられることになったが
YS−11については例外が設けられ、航空機衝突警告装置(TCAD)が
装備されることを条件として5年後の2006年12月31日までの
運航が認められることとなった。
YS−11の場合、TCAS装備には約8000万円の改造費用を要し
TCADび装置には約1000万円の改造費用を要する。
これは単に費用の問題だけではなく
すでに計器のぎっしり詰まったYS−11のコクピットに
TCASをいかにしてビルトインするのかという
技術的制約がともなう問題も発生していた。
この航空法施行規則改正の時点でYS−11を運航していたのは
エアーニッポン(ANK)と日本エアコミュータ(JAC)の2社。
そのうち、この改正を契機にANKはYS−11の
将来的な運航継続を断念し、その後、同社のYS−11は
徐々に引退させることになった。
一方、JACはTCADを追加装備することにより
航空法施行規則の例外規定の適用を受けられる
期間までは運航することになったのだ。
しかし、自衛隊や諸外国ではいまだ健在。
丈夫で長持ちするYS−11は、世界の空を飛び続けている。
さようならYS−11。そしてありがとうYS−11。


9月30日YS−11退役記念にいかがですか?

〇鹿児島空港 
 時間:17:30〜 
 内容:ラストフライトセレモニー開催。
    地元の方々に見送られ沖永良部空港を離陸。
    鹿児島空港着陸後、保安道路両側で消防車2台による
    ウォーターアーチをくぐって到着スポットへ向う。
 詳細:運航予定時刻 JAC3806便 
    (沖永良部発15:55−鹿児島着17:30)
 
〇航空科学博物館
 場所:千葉県山武部芝山町岩山111−3
 時間:10:00〜17:00
 内容:退役イベントは開催予定はないがYS−11の
    栄光の試作1号機が40年余り前の姿で見学出来る。
    また館内には徳川氏が日本初の公開飛行を行った
    飛行機の実物大復元模型をはじめありとあらゆる
    航空機に関する展示を行っている。

参考文献:YS−11物語


次回もお楽しみに!

おわり (^o^)/

==============================


【4】--- プレゼントのお知らせ ---

 ┏━━┓応募はコチラまで。どしどし送ってください。
 ┃\/┃ おたよりもお待ちしてます!⇒ info@e-flyers.jp
 ┗━━┛

●プレゼントを当てよう!!
ご応募いただいた方の中から抽選で

ドラゴン サベナ        A320−214 1/400    
ドラゴン エアポルトガル    A321     1/400    
ヘルパ  オーストリアンアロー Fokker70 1/500

をそれぞれ1名様にプレゼントいたします!


ご希望の方は
 1)件名欄に、“フライヤーズプレゼント”と記入していただき
 2)本文欄に、お名前、郵便番号、ご住所を
   お書き添えの上下記のメールアドレスまで送信してください。

  mail to:info@e-flyers.jp

締切りは10月15日必着とさせていただきます。
当選の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。


==============================


【4】--- 宛先変更および配信停止をご希望の方 ---

●メールマガジンの宛先変更および解除したい時は・・・

 1)件名に「宛先変更」「停止希望」のどちらかを明記して
 2)対象メールアドレス、お名前、ご住所をご記入いただき
 下記のメールアドレスまで送信してください。
   mail to:info@e-flyers.jp
 ご記入もれがある場合は対応できませんのでご注意ください。
 よろしくお願い申し上げます。

┏━ お問い合わせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃株式会社耕人舎                      ┃
┃お問い合わせは、電子メール、お電話又はFAXでお気軽にどうぞ。

┃●メールマガジン・インターネット通販に関するお問い合わせ
┃電 話:0123-46-5326
┃FAX:0123-46-5471
┃メール:  mail to : info@e-flyers.jp
┃受付時間:祝日を除く、月〜金曜日/AM9:00〜PM5:30
┃担当:空港事業本部 フライヤーズ

┃●取扱商品・在庫確認・店舗に関するお問い合わせ
┃千歳市美々 新千歳空港ターミナルビル4F
┃電話/FAX :0123-46-5287
┃受付時間:年中無休/AM8:00〜PM8:00

┃●空港の情報について
┃新千歳空港HPには空港のいろんな情報がわかります。
┃こちらも見に来てくださいね。
┃   http://www.new-chitose-airport.jp/

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

==============================

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

次回号もお楽しみに!(^-^)

【第62号】 終